タゴール・ソングス

著 者

出版社

ISBN 

9784990811693

ページ数

144ページ

仕 様

B6変

仮フランス装

価 格

¥1,800 +税

発売日

2022/02/28

お取引条件

本サイトのご注文合計で、2部または4部以上から発送いたします(3部は不可)。

  • 正味65%
  • 新刊(発売3ヶ月以内)は初回発注時10部以上で6ヶ月間返品可(支払いは納品日の6ヶ月目月末)※追加発注があれば初回分も返品不可とします

「歌い、そして自分を信じなさい」
タゴールの歌は教えてくれる、
別れ、貧困、矛盾、あらゆる苦境を乗り越える力が、
自分のなかにあることを。

インドとバングラデシュにまたがるベンガルの地に、きびしい現実のなかで息づくタゴールの歌。「詩聖」ラビンドラナート・タゴールが自然、人間の喜び、悲しみ、その内なる力を題材につくった歌は、百年の時を経たいまでも、困難を乗り越える糧になっている。映画『タゴール・ソングス』を監督した佐々木美佳が数年に渡る撮影の旅路で出会った、3人の歌い手をめぐる、もうひとつの『タゴール・ソングス』。

●「私はチットランゴダ」
タゴールの街で/出会いはいつも偶然に/タゴールの国歌/アナおばさん/コルカタのトラム/母と娘、父

●赤土の道
渋滞する道路/ナイーム/レコードショップ/学窓から聞こえる歌/黄金のベンガル/貧困と音楽/心が赴くほうへ

●みな一緒に進んでいった
ハウラー橋の向こう側/恵みの雨/観客はわずかでも/過去の部屋/師から弟子へ/邂逅/ふたりの歌

エピローグ

映画監督、文筆家。1993年、福井県生まれ。東京外国語大学言語文化学部ヒンディー語学科卒業。2020年、ベンガル人のあいだで愛されている、タゴールが作詞・作曲した歌〈タゴール・ソング〉を探しにいくドキュメンタリー映画『タゴール・ソングス』で監督デビュー。2022年にはダッカ国際映画祭に出品。次回作は、日本に住む南アジア出身者がつくるカレーを題材にした長編映画と、タゴールとゆかりのある原三溪と三溪園をテーマにした短編『三溪の影(仮)』を準備中。